帝京大学

一次試験 二次試験
    小論文 (60分)
    面接 (URL)
http://www.iwate-med.ac.jp/

国語

出題形式・傾向
必須の現代文1題を解答したうえで、現古漢から2題選択し、計3題を解答する。全体的な難易度は易~標準であるため、180分 という試験時間は十分すぎるほど。現古漢いずれも記号選択問題と記述問題が併用されている。古文・漢文に関しては、読解の内容そのものよりも知識を問うも のがほとんどである。
対策

現代文:空所補充、漢字、抜き出し、文学史に関する記述など、出題内容はじつにさまざまである。 「高踏的」、 「独我的」といった抽象的な概念を表す言葉にしっかりと慣れておきたい。現代文のキーワードを参考書で概観しておくと理解度が深まる。問題数 が少ないためケアレスミスは禁物だが、現代文の解き方をきちんと習得できれば、短期間で得点源に変わる教科と言えるだろう。

古文:大意をつかむ学 習よりも、文法的に正しく文章を分析する読み方の方が点数に直結するであろう。そのため、内容に関する問題を中心に構成された市販の古文問題集は、帝京医 学部の古文対策学習としては適していない。文学史は学校の授業レベルなので、短期間で仕上げることができる。

漢文:語句の読み、書き下し文の作成など、漢文の基本を問うものが多い。漢文の句法と語彙をコンパクトにまとめた参考書を1冊きっちりとこなしておきたい。内容を説明する問題も含まれることがあるので、類似問題を用いて添削を繰り返すことで高得点をめざしたい。

英語

出題形式・内容
6つの大問で構成されているが、1題は必須で長文問題。残りは5題中3題をその場で選択して解くという形式で出題されている。選択の5題の構成は、年度や日程によって若干の違いはあるが、2010年度以降選択問題に必ず読解問題が複数出題されるようになっている。それでも、選択問題で読解問題をなるべく外すという選択をすることも可能である。難易度は、必須問題の読解はそれほど難易度が高くはない。選択問題は、難易度はまちまちで難易度が高い語彙について出題されることがあり注意が必要である。
対策

帝京大学医学部の英語では、選択問題のどれを選ぶのかが大変難しい。2010年度からは選択問題に必ず読解問題が含まれるようになっており、時間はかかるが読解問題を選ぶと得点は安定しやすいだろう。また、毎回出題される整序英作文も、それほど簡単ではない。したがって、本番でどのような問題をどのような基準で選ぶのか、しっかりと考えておかなければならない。なお、下の例の設問の難易度は、整序英作文は標準的で、文法・語法の空欄補充問題は難しい。

例 2010年度 大問3(選択問題) (3)(整序英作文、不要なものが1つ含まれている)
(3) The ultimate work of energy production is accomplished ( ) ( ) ( )( ) ( ) ( ) but in every cell of the body.
[any/in/no not/organ/specialized]
(解答… not in any specialized organ)

例 2010年度 大問6(選択問題) (1), (2)(空所補充…ヒントあり)
(1) This is a wonderful book, informative and sophisticated, yet (bizarre/elusive/lucid/static) and to the point. [= easily understood]
(解答… lucid 「わかりやすい」 ※ bizarre 「風変わりな」、elusive 「理解しにくい」)

(2) The circus clowns were easily identifiable by their (academic/flamboyant/indecent/sedate) costumes and stage makeup. [= extravagant; too showy]
(解答… flamboyant 「けばけばしい」 ※ indecent 「下品な」、sedate 「穏やかな、落ち着いた」)

本番でどのような作戦を採用するのかは、それぞれの受験生の英語力や他教科との兼ね合いで決めなければならない。過去問を参考に準備しておくこと。

数学

出題形式・傾向
大問6題中、1題が必須問題で5題が選択問題。5題の選択問題から3題を選んで解答する。出題範囲は、数学ⅢCを除いた数学ⅠAⅡBまで。必須問題では小問が数題出題されていて、小問には「場合の数・確率」「微分・積分」が多く出題されている。選択問題の難易度は、問題によって異なる。どのような問題を選択するかで、全体としての難易度は相当変わるだろう。
対策
帝京大医学部の数学では、どの選択問題を選ぶのかが鍵を握る。比較的易しい問題を選べれば、だいぶ試験を有利に進めることができる。数学ⅢCが出ないこと、問題を選択できることを考えると、数学での受験を選択肢に入れることも考えて良いだろうが、必須問題に若干手間のかかる問題が出題されることもあり注意が必要。普段の学習では、標準的な問題を素早く解けるように準備をしておき、できればやや難しい問題まで解けるように準備をしておきたい。

理科

物理

出題形式・内容
帝京大医学部の物理は、大問5題中4題を選択する形式。やはり、難易度は選択問題によってばらつきがある。出題範囲については、原子分野からの出題はほぼ見られない。穴埋め式の問題が大多数を占める。
対策
必須問題がない分だけ、受験生にとってどの問題を選択するのかが重要になる。時間的な余裕はあまりないため、選択する決断力が必要である。馴染みのないような問題が出題されることもあるが、多くの問題は標準レベルである。したがって、普段の学習では基礎から標準レベルの問題を確実に解答できるように準備をしておこう。

化学

出題形式・内容
大問5題で構成され、1題が必須問題。残りの4題の大問から3題を選択して解答する(帝京大学医学部では、理科の科目によって必須科目のあり・なしが異なるので注意)。標準的な問題が多く出題され、選択問題ごとの難易度のばらつきもそれほどはない。ただし、標準的な問題に混じって若干難しい問題も見られる。出題範囲に偏りはなく、全範囲から出題されている。
対策
帝京大医学部の化学は、選択問題それぞれが複数の分野を含んだ出題となっているため、苦手な分野が残っているといくら選択問題とはいえ回避しにくいだろう。したがって、全範囲にわたってしっかりと知識・理解を積み上げておこう。

生物

出題形式・内容
大問5題中4題を選択し、必須問題はない。生態系分野からの出題もあり、全範囲からの出題が見られる。選択問題ごとに難易度が変わるということはあまりなく、標準的な問題が多く出題されている。なお、計算問題も出題されている。
対策
設問の難易度は標準的なものが多い。標準的な問題集をしっかりこなしつつ、一般的な生物用語や事象、実験について理解を深めておく必要がある。帝京大の生物を受験科目に含めるかどうかを検討するためにも、あまり遅くならない時期に過去問にあたってみて欲しい。
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